HOME 特集 特集コンテンツ:産学連携

東北イノアックスペシャル特集

産学連携[事例:防災・減災]

東北イノアックスペシャル特集

FEATURE

東北イノアック 特集 産学連携[事例:防災・減災]

自由な発想を持った学生たちとの
コラボレーションにより、
今までにないプロダクトを生み出す!

東北イノアックでは、若い学生の斬新なアイデアと当社の技術力を掛け合わせることで新たなプロダクトを生み出すことを目的として、2013年に東北工業大学と産学連携で防災・減災をテーマとした新商品開発に取り組みました。まずは東北工業大学のライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科の3年生たちが若柳工場を見学し、シーズを調査。そして、それを基に自分たちの発想で商品を企画考案。翌2014年1月には、東北工業大学で成果発表会が開かれました。

STORY 01

水がなくても髪の洗える、ドライシャンプーの誕生

優れたアイデアも数多く出た中で、そのうち3名が翌年度も卒業制作として取り組むことが決定。あらためて東北イノアックも市場調査などのマーケティングから協力する形で新商品開発プロジェクトとして発展。3年生時に出した多くのアイデアの中から、水がなくても髪の洗えるドライシャンプー内蔵の櫛に絞り込んで実際の開発が進められました。元々は震災を経験した学生が震災グッズとして考案したアイデアでしたが、その実用性、汎用性の高さからより広い市場があると判断。東北イノアックが技術の面でも全面的に協力し、ウレタンからきめ細かい泡を作り、今までにない使いきりタイプの新しい形のドライシャンプーが生まれました。

この新プロダクトは2015年には防災産業展にも出品され、大きな注目を獲得。東北イノアックでは、医療・介護の現場向けなど具体的な市場性の調査を進めており、今後の商品化を目指しています。

STORY 02

学生たちとの交流で、新たな価値観を創造

また、この東北工業大学との産学連携は、継続した取り組みに発展しており、2015年度の3年生には授業の一環として「新しい形のクッション」というテーマで商品を企画していただき、同様に成果発表まで行っていただきました。そして、2016年度も新3年生に授業で同様の取り組みを行っていただくことが決定しています。東北イノアックでは、ものづくりを志す学生たちに実際の現場や商品企画の流れを学んでいただく機会を提供することで地域の教育に貢献すると同時に、学生たちから若い感性や発想を学ぶことで、より新たなものづくりへと生かしていきます。

関連ページ

  • 会社概要
  • リクルート
  • 製品・ソリューション